
埼玉県にあるうどんの名店「藤店うどん(ふじだな)」は、武蔵野うどん好きなら誰もが一度は訪れたい聖地とも言える存在です。肉汁うどんをはじめ、ボリュームたっぷりのメニューとこだわりの味わいが地元で愛され続けています。今回は看板メニューである「肉汁うどん並(750円)」を実際に味わってきました。その感想を詳しくお伝えします。
伝統の味と心温まる一杯「藤店うどん」
さいたま市にある「藤店うどん」は、昔ながらの製法で作る手打ちうどんが自慢の店です。毎日丁寧に仕込まれたうどんは、コシが強く、ツルツルとした食感が特徴。だしは厳選された素材から取られ、深い味わいが広がります。シンプルなかけうどんから、ボリューム満点なうどん定食まで、幅広いメニューが楽しめます。温かみのある店内は、家族連れや常連客にも人気で、地元の人々に愛され続ける名店です。
バスでの利用が吉
藤店うどんの最寄り駅はいくつかあり、大宮駅西口からならバスで10分+徒歩1分の距離です。徒歩ではどの駅からも遠いため、あまりオススメはできません。
このお店の最大の特徴は、駐車場が広く完備されていることなので、車でのアクセスが圧倒的に便利で、多くの訪問者は車で訪れています。
駐車場は常に満車
平日の朝10時開店直後から多くの人が訪れるため、行列は必至です。私が訪れた日は11時30分ごろ到着しましたが、すでに駐車場はほぼ満車。行列は一旦少なかったものの、その後すぐに店内に長い列ができました。特に昼のピークタイムには1時間以上待つこともあるため、早めに到着するのがおすすめです。それでも回転が早く、待ち時間は意外と短く感じられました。
店内は広く50席以上あり
店内は昔ながらの活気ある雰囲気で、広々とした座敷とテーブル席が用意されています。ざっと見た感じ、50席以上はあるように見えました。店員さんたちはキビキビと動き、席への案内や配膳もスムーズです。老若男女問わず訪れるお客さんで賑わい、店内はアットホームで居心地の良い空間でした。
肉汁うどん並 750円を食べた味の感想

さて、今回の主役である「肉汁うどん並」です。まず目を引いたのはその見た目。並サイズとはいえ、茹で後の麺はたっぷり盛られており、武蔵野うどんらしい太さと弾力感が感じられます。一方、つけ汁は湯気とともに香ばしい出汁の香りが広がり、期待を膨らませてくれます。
最初に麺だけをひと口。表面はツルっとしているのに、噛むとグミっとした弾力が心地よい。塩気の効いた小麦の風味がしっかりと感じられ、「これぞ武蔵野うどん!」という存在感です。つけ汁にくぐらせると、濃厚な豚肉の旨みが絡み、噛むたびに至福の時間が訪れます。
つけ汁には豚バラ肉、たっぷりの長ネギ、そして油揚げが入っています。豚肉は厚切りながら柔らかく、脂の甘みとつけ汁の醤油ベースの旨味が絶妙にマッチ。ネギはシャキシャキとした食感が残り、甘味も感じられて箸が止まりません。そして何と言っても、肉汁の深い味わい。出汁、返し、豚脂のバランスが完璧で、最後まで飽きることなく食べ続けられます。
熱盛りの麺を注文したのも大正解でした。温かい麺がつけ汁と馴染みやすく、冷たい麺よりも一体感が生まれます。途中で生卵や薬味を追加して味変を楽しむのもおすすめです。全体的にボリューム感があるので、750円でこれだけ満足できるのはコスパ抜群といえるでしょう。
天ぷら付きメニューも人気
藤店うどんでは、肉汁うどんの他にも「天ざるうどん」や「野菜天盛り」などが人気です。特に野菜天盛りは、かき揚げやゴボウ天、さつまいも天が盛り合わせられていて、揚げたてのサクサク感が楽しめます。また、大サイズの肉汁うどんは食べ応え抜群で、たくさん食べたい方にぴったり。さらに裏メニュー的に生卵を注文して、すき焼き風に楽しむのも通な食べ方として知られています。
支払い方法は現金のみ
藤店うどんは現金のみの対応です。会計は後払い制で、配膳時に伝票を受け取るシステム。食べ終わったらレジでスムーズに支払えるよう、あらかじめ現金を用意しておくと良いでしょう。なお、お持ち帰り用の商品も販売されているので、気に入った方はそちらもチェックしてみてください。
まとめ
藤店うどんの肉汁うどんは、まさに武蔵野うどんの王道を行く逸品でした。特に出汁の効いた濃厚なつけ汁と、もちもち感とコシを兼ね備えた麺の相性は抜群。平日限定営業というハードルはありますが、それでも訪れる価値がある名店です。
- 住所:埼玉県さいたま市西区大字高木333
- 営業時間:10:00~15:00
- 定休日:土日祝日
天ぷらや他のメニューも美味しく、全体的にコストパフォーマンスが高い点も魅力的。初めて訪れる方はもちろん、リピーターにもおすすめの一軒です。