佐野ラーメン たかのは、さいたま市で本場さながらの佐野ラーメンを楽しめる貴重な一軒です。
あっさりながら奥深い味わいのスープと、青竹打ちの手打ち麺が特徴で、多くのリピーターを生み出しています。
特に塩ラーメンの評価が高く、セットメニューのチャーハンや餃子も人気です。そんな「佐野ラーメン たかの」の魅力や訪れる際のポイントをお伝えします。
佐野ラーメン たかの とは
「佐野ラーメン たかの」は、埼玉県さいたま市南区にある本格的な佐野ラーメンを提供する人気店です。
1985年創業以来、青竹打ちの手打ち麺とあっさりながら深みのあるスープで多くのファンを魅了してきました。特に塩味のラーメンが評判で、透き通ったスープともちもちの平打ち麺が特徴です。
チャーハンや餃子とのセットメニューも充実しており、ランチタイムには行列ができることも少なくありません。埼玉で佐野ラーメンを味わえる貴重な一軒として、地元客から遠方のラーメン愛好家まで幅広く支持されています。
浦和駅から徒歩18分
「佐野ラーメン たかの」は、埼玉県さいたま市南区太田窪2丁目に位置し、産業道路沿いにあります。
最寄り駅はJR浦和駅で、駅から徒歩約18分ほどの距離です。バスを利用する場合は、浦和駅東口から「太田窪」バス停で下車すると、そこから徒歩約2分で到着できます。
駐車場は店舗前に4台分、店舗裏に3台分、さらに少し離れた場所に第2駐車場があり、車での訪問も可能ですが、混雑時は満車のことが多いので注意が必要です。
お店の雰囲気
外観は昔ながらのラーメン店らしい佇まいで、店内はカウンター7席、座敷席が4卓あり、落ち着いた雰囲気です。
平日・休日問わず行列ができる人気店で、特にランチタイムは待ち時間が発生します。
行列がある場合は、入口横の記帳台に名前を記入して順番を待つスタイルです。客層は幅広く、家族連れやサラリーマン、一人客までさまざま。
人気メニューと値段
「佐野ラーメン たかの」のメニューには、塩ラーメン(830円)、ワンタンメン(955円)、チャーシューメン(1,000円)、中華そば(773円)などがラインナップされています。
また、チャーハンや餃子とのセットメニューも人気で、ランチタイム(11:00~15:00)にはお得なセットも用意されています。つけ麺は辛つけ麺(864円)、醤油つけ麺(819円)、ゴマダレつけ麺(819円)などがあり、佐野ラーメン特有のもちもちした平打ち麺を堪能できます。
「ラーメン塩味(830円)」を食べた味の感想
今回注文したのは、シンプルな「ラーメン(塩味)」。透き通ったスープに平打ち麺、チャーシュー、メンマ、カイワレ、海苔、刻みネギがのった見た目にも美しい一杯です。
スープは、鶏ガラと魚介の旨味が調和したクリアな味わいで、口に含むと優しい塩味がじんわり広がります。脂っこさはなく、後味はスッキリ。コクがあるのにしつこさがなく、何杯でも飲めてしまいそうな仕上がりです。カイワレの爽やかな風味がアクセントになっており、スープの繊細な味わいを引き立てています。
麺は、佐野ラーメンならではの青竹打ちの手打ち麺。太さがやや不揃いな平打ち縮れ麺は、つるつるとした食感でコシもあり、スープとよく絡みます。一口すするごとに小麦の風味が感じられ、噛むたびにもちもちとした弾力を楽しめるのが特徴です。
チャーシューは薄めながらも柔らかく、噛むとじんわりと肉の旨味が広がります。メンマはシャキシャキとした食感が心地よく、塩味のスープとも相性が抜群。
全体的に、派手さはないものの、シンプルながら奥深い味わいのラーメンで、最後の一滴まで飲み干したくなるほど美味しい一杯でした。
残念だった所・注意点
クチコミによると、駐車場の利用がやや不便との意見が多いようです。店前と店舗裏に駐車スペースはありますが、すぐに満車になることが多く、第2駐車場の場所が分かりづらいとの声もあります。店頭に案内が少なく、初めて訪れる方は駐車場探しに苦労することがあるようです。
また、週末のランチタイムは特に混雑し、行列ができるため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
総評
埼玉県内で本格的な佐野ラーメンを味わうなら、「佐野ラーメン たかの」は外せません。
手打ち麺の食感とスープの繊細な味わいは、佐野ラーメン好きにも高く評価されています。特に塩ラーメンの完成度が高く、ラーメンと一緒に楽しめるチャーハンや餃子も人気です。
ワンタンメンも人気があるようなので、今度来た時はそれを注文したいと思います。